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いぶりがっこ
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岩手県のなかでも雪深い土地湯田町の漬物文化の結晶燻製臭 スモーキーフレイバーが漂う 二つとない独特の風味をお楽しみください。日本のスローフード 湯田産 「いぶりがっこ」■ 厳選の目 ■岩手と秋田の県境に位置する湯田町は、 豪雪地帯として知られています。現在は違いますが 流通機関が発達していなかった当時は 冬場には生の野菜が不足していました。こういう環境では保存食品として漬物が重要な存在となります。その背景のもと、漬物文化が花開くのです。多種多様な漬物がいまでも作られていますが、そのなかでも異彩を放つのがこの「いぶりがっこ」。秋田にも「いぶりがっこ」はありますが、 そちらのほうは大根を一度干したものを使っています。湯田の「いぶりがっこ」は、 生の大根を燻製にしてから漬物にするものです。そのため独自の風味、味わいが生まれます。燻製にするさい、 ナラを原木の状態で乾燥させたものをスモークチップの代わりにつかって燻す(いぶす)のですがそのとき大根に煙の香りが染みこみます。ウイスキーやバーボン、スモークチーズやベーコンなどで感じられるスモーキーフレイバーを身につけるのです。強烈なその香りは好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、それだけにお好きな方にとってはたまらない風味。はまってしまったら、もうやめられませんよ♪日本酒、焼酎にはもちろんのこと、ウイスキーやビール、それも黒ビールやライ麦ビールなどの本格的な味わいを持つお酒にも負けない強い個性が魅力です。作ってらっしゃるのは湯田町の照井重一さん。ご自分が納得できる「本物」にこだわり続けている方です。昔ながらの製法で作られた日本の伝統食「スローフード」がここにあります。私たちがご紹介できることを誇りに思う一品「いぶりがっこ」ひともご賞味いただきたいです。
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